ジャウフ州

サウジアラビアの州。面積100,212 km²、人口595,822人(2022年国勢調査)。 サウジアラビアの北部に位置し、ヨルダンと国境を接する。州都はサカーカ。駐日サウジアラビア王国大使館は、ジョウフ州と表記している。

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سكاكا (مقر الإمارة) - 中心都...[ウィキペディア]

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ジャウフ州

7月のジャウフ州の季節感

7月
砂漠気候
ジャウフ州
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ジャウフ州の気候について

ジャウフ州は亜熱帯高圧帯に位置するため、風の影響を受ける。冬の間は乾いた北東風が吹くため、この時季のジャウフ州は涼しく、天候が安定する。この地域に降水をもたらすのは、乾いた北東風と湿った南西風がぶつかってできる前線。ジャウフ州は紅海、アラビア海、ペルシャ湾から離れているため、海洋から受ける影響が小さく、海風が雨をもたらすことはない。この地域に最も大きく影響する海は地中海。

サウジアラビアで最も冬が寒い地域の一つである。1月の日中は気温が15 °Cまでしか上がらず、夜間は2 °Cまで下がり、時には氷点下になる。夏にあたる7月下旬は気温が40 °Cに達する。夜間の気温は北部で19 °C、南部では23 °Cまで下がる。気温が高くなったり低くなったりすると水不足が深刻化し、植物がしおれたり霜が降りたりして農作物が被害を受ける。

雨が降るのは主に春・秋にあたる10月から5月であり、その他の時季は降水量が減少する。年平均降水量は80 mmほど。降水量は年ごとに異なり、雨が大量に降る年もあれば、ほとんど降らない年もある。ただし、雨が降る時は雹(ひょう)、強風、雷を伴い、集中豪雨になるのが普通。このように不安定で変化しやすい気候は、農業にとって好ましくない。[原文から翻訳]

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