夏は乾燥して暑く、雨がほとんど降らない。冬は湿潤で寒く、雪が降ることがある。春と秋は温和な気候。
北はアルボルズ山脈が高くそびえ、南は中部砂漠が広がっており、この地形がテヘランの気候を左右する。基本的に春と秋は温和な気候で、夏は乾燥して暑く、冬は湿潤で寒い。標高差が大きく、北の丘陵地帯の方が南の平野部よりも気温が低くなりがち。
夏の間は乾燥して暑く、雨がほとんど降らない。夏の平均最高気温は31 °C/88 °F~38 °C/100 °Fだが、熱波の影響で40 °C/104 °Fまで上がることがある。気温は非常に高いものの、基本的に相対湿度が低いため、耐えられないような暑さではない。平均最低気温は18 °C/64 °F~25 °C/77 °Fであり、北部の山岳地帯では夜間に気温が14 °C/57 °Fを下回ることがある。最暖月は7月。
冬の間は寒く、雪が降ることがある。年平均降雪日数は中部で12.3日、北部では23.7日を超える。冬の平均最高気温は3 °C/37 °F~11 °C/52 °F。平均最低気温は−5 °C/23 °F~1 °C/34 °Fだが、寒波の影響で−10 °C/14 °Fを下回ることがある。最寒月は1月。
晩秋から仲春の降水が年間降水量の大部分を占める。最多雨月である3月の平均降水量は40 mm/1.6"ほど。降雨が最も少ないのは夏で、最乾月は9月。年によっては、北部と南部で平均降水量が大きく異なる。一年のうち205~213日は晴天または晴れ時々曇り。
気流が天気に大きく影響する。卓越風が西から吹くため、常に西部に澄んだ空気が入ってくる。西部の工業地帯で発生した煙や汚染物質をこの風が東部にもたらすが、風が強ければ、汚染した大気を市外に拡散してくれる。[原文から翻訳]