ブエノスアイレス州

ブエノス・アイレス州(ブエノスアイレスしゅう、スペイン語: Provincia de Buenos Aires)は、アルゼンチンの州 (province)。中東部ラプラタ川河口右岸に位置する。州都はラプラタ。 その名に反し、アルゼンチン共和国の連邦首都ブエノスアイレスを含んではいない。ブエノスアイレスは単独で州と同格の「ブエノスアイレス特別区」に属す。

ブエノスアイレス...[ウィキペディア]

快適スコア

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ブエノスアイレス州

7月のブエノスアイレス州の季節感

7月
ブエノスアイレス州
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ブエノスアイレス州の気候について

非常に住みやすい気候のブエノスアイレス州。温暖で四季があり、安定した降水量がある地域がほとんど。この州の気候地域は主に、乾燥した南西部、涼しい大西洋地域、多湿の北部・東部、最も温暖で湿潤なデルタ地域という4つに分かれる。

北部の夏は温暖多湿であり、日中の気温は28~32 °C、夜間の気温は16~20 °C。秋は快適な気候。冬は涼しく乾燥しており、最高気温は13~18 °C、夜間は2~5 °C。春は風が強く、天気が変化しやすい。熱波の影響で昼間の気温が38 °Cを超えることがあるが、普通はその状態が長く続かず、寒冷前線が雷雨をもたらすとともに涼しくなり、夜間の気温が12 °Cまで下がることも多い。冬に寒波が来ると昼間の最高気温が8 °Cくらいになったり、最低気温が-4 °Cを下回ったりすることがあるが、極端な時は-8 °Cに達する。雪が降ることはあまりないが、過去に何度か雪が積もったことがある。年間降水量は750~1,100 mm。

デルタ地域は北に位置し、また水系の影響があるため、(特に夜間は)若干暖かい。夏の夜は蒸し暑くなりがちで、冬は多湿で霧が出やすく、夜間の気温は概ね4~8 °C。霜が降りることはあるものの、気温が-4 °Cを下回ることはほぼなく、前世紀に雪が降ったことは2回しかない。一年を通して降水があり、年間降水量は1,000~1,300 mm。ブエノスアイレス市周辺の気候は州北部の気候に似ているが、市内の気候はむしろデルタ地域の気候に似ており、霜が少ない。

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南西部が最も乾燥しており、気温の変化も比較的大きい。夏は30~35 °Cで暑くなりがちだが、夜間は14~18 °Cで概ね快適。かなり激しい雷雨に見舞われることがあるが、雷雨自体は比較的少ない。基本的に4月、早ければ3月から霜が降り始める。冬は乾燥して涼しく、日中の気温は10~16 °Cで、夜間は-1~4 °C。気温が-6 °Cを下回ることも珍しくなく、-12 °Cを記録した地域もあり、毎日のように霜が降りる。たまに雪が降ることもあるが、基本的に積雪量は少ない。降水量は500~750 mmであり、春と秋の降水量が若干多い。

大西洋地域は非常に穏やかな気候。海は冷たく(夏は17~20 °C)、真夏になるまでの間、涼しい海風が吹くことが多い。最暖月の平均気温は25~27 °Cだが、夜間の気温は12~16 °Cであり、暑い内陸部にとっては涼しいひと時。秋の間は雨が降りやすい。冬は強風が吹く時や寒い時があり、平均気温は10~15 °C、夜間の気温は1~5 °C。霧雨が降って気温が7 °C前後で安定する時期が長く続くこともある。霜は降りやすいが気温が-5 °Cを下回ることはほとんどない。時々雪が降ることはあっても、積もるのは数年に一度。降水量は700~950 mm。シエラ・デ・ラ・ベンターナの標高は最高地点で1,200 mであり、(特に夜間は)涼しい。

パンペロという西風が州を通過することがある。毎年、ほぼ8月30日にスデスターダ(Sudestada)という現象によって嵐(サンタ・ローサが有名)が発生して気温が下がる。[原文から翻訳]

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